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沖縄県立郷土劇場 沖縄芝居
沖縄県立郷土劇場で上演された沖縄(うちなー)芝居の写真と解説
歌劇    なきじん ぬん どぅんち
歌劇    今帰仁神女殿内
上間昌成(うえま しょうせい)/作
劇団 伊良波
『 伊良波冴子 母の日公演 』
伊良波冴子/演技指導

2008年5月11日 (日)公演
午前11:00/午後3:00
前売券 \3,000(当日券 \500増)
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あ  ら  す  じ
劇団伊良波 今帰仁祝女殿内 なつぃじんぬんどぅんち劇団伊良波 今帰仁祝女殿内 なつぃじんぬんどぅんち
琉球王国時代、北部の今帰仁親泊という村の、神女(祝女)殿内(どぅんち=屋敷)でのことです。
そこには、村のうわさになるほど美人で、あとあと神女を継ぐ娘と、厳しい神女が住んでいました。
劇団伊良波 薬師堂 やくしどう劇団伊良波 薬師堂 やくしどう
その殿内に、首里から、若按司(わかあじ)と下男三良(サンラー)が宿を乞いにやってきます。
ひょうきんなサンラーは、物干しの美しい着物を見てご機嫌。
「着物がこんなに美しいなら、持ち主はどれほどの美人なんだろう」
劇団伊良波 薬師堂 やくしどう劇団伊良波 薬師堂 やくしどう
サンラーはみすぼらしい着物には見向きもしません。
「着物がボロなら、持ち主だって不器量に決まってますわい」
そこへ、持ち主のチラー小(ぐゎー)が現れ、「不器量でごめんなさいね!!」
もはや、宿どころではありません。
劇団伊良波 薬師堂 やくしどう劇団伊良波 薬師堂 やくしどう
若按司は軽率なサンラーを叱り飛ばし、謝りに走らせます。
劇団伊良波 薬師堂 やくしどう劇団伊良波 薬師堂 やくしどう
ぶつぶつ言いながら待つ若按司の前に、先ほどとは別の娘がやってきました。
美しい着物の持ち主、カマドー小でした。
劇団伊良波 薬師堂 やくしどう劇団伊良波 薬師堂 やくしどう
カマドー小をすっかり気に入ってしまった若按司は「長旅で疲れている…」と水をねだります。
ところが、うやうやしく差し出されたひしゃくには首を振り、
「わたしは、あなたの手からじかに飲ませてほしいのだ」
劇団伊良波 薬師堂 やくしどう劇団伊良波 薬師堂 やくしどう
カマドー小はつつしんで断りますが、それは若按司の真意を測りかねたからかも知れません。
若按司は、彼女への想いが本心である証を立てようと、腹を切ることにします。
劇団伊良波 薬師堂 やくしどう劇団伊良波 薬師堂 やくしどう
カマドー小はしかたなく、手で水を受けて差し出します。若按司が口をつけるなり、カマドー小の胸にも火がともりました。
しかし、彼女は神女のあと継ぎ。恋などもっての他なのですが……。
劇団伊良波 薬師堂 やくしどう
気持ちを抑えることはできず、ふたりは互いに離れられない存在となってしまいました。
劇団伊良波 薬師堂 やくしどう劇団伊良波 薬師堂 やくしどう
一方、サンラーは、チラー小に許してもらえずにいました。謝るだけが能じゃない、とサンラーは妙案をひねり出します。
「死ぬほど、ノドが乾いた!」
劇団伊良波 薬師堂 やくしどう劇団伊良波 薬師堂 やくしどう
チラー小は桶(おけ)を突き出しますが、サンラーは「手の平から飲みたい」と応じます。
サンラーのひょうきんなところを好ましく思い始めていたチラー小は、水を飲ませてやります。
劇団伊良波 薬師堂 やくしどう
手水がきっかけで、ふたりの心が通いあいます。
劇団伊良波 薬師堂 やくしどう劇団伊良波 薬師堂 やくしどう
それから数ヶ月後、小さな命が宿ったカマドー小とチラー小を、神女が呼びつけました。
「あんたたちは、祝女という神職をなんと心得るのか!」
続いて、若按司とサンラーも呼び出され、宿を出るよう申し渡されてしまいます。
劇団伊良波 薬師堂 やくしどう劇団伊良波 薬師堂 やくしどう
とほうに暮れる若按司とサンラー。そこへ、王府からの急使がかけつけます。聞けば「首里で逆賊が立った」とのこと。
神職を追われ、愛しい人とも離れ離れになるカマドー小は泣き崩れます。が、どうすることもできません。若按司は、守り刀をカマドー小に手渡し、出立します。
劇団伊良波 薬師堂 やくしどう劇団伊良波 薬師堂 やくしどう
同じくサンラーも、チラー小との再会を信じて、戦の首里へと馳せ参じるのでした。
配   役
若按司 (わか あじ) 佐辺良和 カマドー小 宮城小寿江
三良(さんらー) 大湾三瑠 チルー小 金城翔子 神女 吉田妙子
首里からの使者 嘉数道彦
地   謡
歌・三線 
徳原清文   伊禮彰宏   恩納裕

浜川恵子

金城裕幸
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作 品 一 覧
た行
泊阿嘉
(とぅまいあーかー)


な行
仲直り三良小
(なかなおり さんらーぐゎ)
今帰仁祝女殿内
(なつぃじん ぬん どぅんち)


は行
走れ!トートーメー
(はしれ とーとーめー)
(びじんのつま なさきのつま)
美人の妻、情の妻


や行
薬師堂
(やくしどう)


今帰仁神女殿内(なきじん ぬん どぅんち)
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