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夫を捨て、男と駆け落ちしたモーサーが、夫カマデーの元へ戻ってきました。ところがカマデーはグジーという新しい妻を迎えていたのです。(1) 落胆するモーサーをハンシーが慰めて言うには、「グジーはヤナカーギー(不器量)、モーサーはチュラカーギー(美人)だから寄りが戻せる」と。(2)
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モーサーは、奮起一発。通りかかったカマデーの気を引こうとシナを作ってみせます。(3) ところが元の夫は「女は器量じゃない。心だ!」とはねつけます。(4) 現在の妻のグジーは、病身のカマデーにつきっきりで看病してくれた、心の優しい女性なのでした。グジーのことを一瞬でも忘れられるわけがありません。
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夫の真心に喜ぶグジーでしたが、そこへカマデーの友人政夫からの便りが届きます。(5) 「昔ふたりで約束した“妻勝負”をしよう」と書かれていました。(6)
容姿に自信のないグジーは、夫に勝たせてやりたい一心で、友人で美人のメーヌーを代役に立てます。
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豪華な‘妻’を連れた政夫が訪ねてきます。(7) 気が多く、明るい性格の‘妻(メーヌー)’も、いそいそとやってきます。(8)
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両者、向き合って腰を落ち着け(9)、
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互いに相手の様子をうかがいます。(10)(11)
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良き妻はかいがいしく夫に尽くすものだとばかり、メーヌーはカマデーの世話を焼きます。(12) そこへひとりの男が飛び込んできました。メーヌーの夫マチューです。 マチューが
カマデーのインチキをぶちまけてしまいました。(13)
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政夫は賭けた金を払えと詰め寄ります。(14) すったもんだするふたりを見かねて、とうとう政夫の‘妻’が間に入りました。「実はわたしも借り物の妻なのよ」「えーっ!」(15)
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カマデーはあらためてグジーを愛しい妻だと紹介し、政夫は将来結婚するつもりなのだ、と‘借り物の妻’を紹介し、(16) マチューはメーヌーのかわいらしさに惚れなおし、(17)
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3組の夫婦、めでたしめでたし。(18)
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