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あかんまぶし はし |
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斉唱〔赤馬節(舞踊)・鶴亀節・矼ゆぱ節〕
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[解説]
沖縄本島では祝儀の座においてかぎやで風が踊られるが、八重山では赤馬節が踊られます。地謡総出演で見せる斉唱です。
[唄・三線]
新城寛三 通事安京 宮良康正 宮良實義 大仲底博也 山城直吉 添盛長詳 半嶺通男 諸見里安次 米浜隆二 真栄里悟 石垣文男 大島喜八郎 宮良照男 上原健 与那原秋 宮良享男 本部ヒロ子 比屋根孝子 東かよ子 上原安江 新川茂子 崎原直子 太田千鶴子 嘉弥真葉子
[筝曲]
當山規子 松堂和子 与座末子 波平エミ子 山里葉月 城田百合子
[太鼓]
田里正夫
[笛]
我那覇常允
[踊り手]小嶺妙子 富永重雄 黒島照美 比嘉良仁 山里ミエ子 山里葉月 城田百合子 島尻美江子 亀井利栄子
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たらくじ節
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[解説]
ある日、竹富島の「たらくじ」という男が、井戸端にあった首飾りの九年母玉(くにんぶだま)を、姪が置き忘れたものだと知らずに拾い、「恋人からもらったのだ」と吹聴して回る。たちまち姪と不義の恋仲にあるとの風評が立ってしまい、叔父は姪に詫びて身の潔白を証明する、という内容の曲に合わせて踊ります。
(大底初子・大濱博起・大濱修姉弟公演:糸かきてぃ 昔世の謡心踊心/有 大里印刷・1996)(川井民枝第4回独演会 無錆灯々無尽/2005)
[踊り手]川井民枝
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かしかき
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[解説]
沖縄本島の綛掛(かしかき)の影響を受けた踊りですが、島人(しまんちゅ)の美意識によって練りあげられ、今日では八重山舞踊独自の綛掛として成立しています。くしとぅばる節と月夜浜節、矼ゆぱ節の三曲で構成され、ふたりで踊る踊りです。ひとりはマンダナ(糸繰り)とティバフ(枠)を持ち、もうひとりはピナース(綛)とティバフを持ちます。
[踊り手]東大浜初江 糸数政子 嘉数栄子
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はとまぶし |
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鳩間節
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[解説]
沖縄本島の鳩間節の原型です。本島に広まった鳩間節はテンポの早い踊りですが、八重山舞踊の鳩間節はゆるやかで優雅な曲調で、島と島人の営みの豊かさを讃えます。黒のスディナに白いカカンを着け、八重山舞踊の特徴である花飾りを頭に巻き、四つ竹を打ち鳴らしてゆったりと踊ります。
(「八重山歌の花綏」2000年 八重山古典民謡保存会 大底朝要研究所)
[踊り手]東大浜初枝 新垣和枝 富永重雄 古波蔵成子 黒島照美 比嘉良仁 山里ミエ子 山里葉月 西銘須磨子
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きんのうりゅうぶよう てぃ
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勤王流舞踊の手(22の手型)
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[解説]
八重山舞踊勤王流は、19世紀中葉に琉球王府に仕えていた比屋根安弼(ひやごん あんひつ)が、鳩間島で生活をしていた際、宮廷舞踊の22の手振型を記した秘伝書を基に創始しました。後年、諸見里秀思(もろみざと しゅうし)によって基礎が固められ、渡慶次長智(とけし ちょうち)によって発展しました。
[勤王流舞踊の手 22の手型]
起恕(きじょ)、凱恕(がいじょ)、斜歡(しゃかん)、示視(しし)、恩顧(おんこ)、捧納(ほうのう)、風靡(ふうび)、招麾(しょうもう)、無窮(むきゅう)、登峰(とほう)、遠眺(えんちょう)、瞬眸(しゅんぼう)、思出(おもいで)、飜熾(ひしょく)、戀想(れんそう)、袖懐(しゅくわい)、警巌(けいげん)、尊顔(そんがん)、揮前(きぜん)、進貢(ちんこん)、飛龍(ひりゅう)、降龍(こうりゅう)
(當山 善堂「八重山舞踊勤王流関係論考 資料集」2001年 八重山舞踊勤王流記念碑建立記念誌編集委員会,「無錆灯々無尽」)
[22の手型 解説文]神山長蔵
[踊り手]平良南美絵 長嶺温子
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うら ぶし
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蔵ぬぱな節
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[解説]
蔵ぬぱな節と前ぬ渡節の二曲構成です。首里王府から派遣された王府高官たちが、女頭を引き連れて通った、真泊から八重山蔵元までの道路を「蔵元ぬ花道」と呼び、その道中の情景を手踊りで格調高く表現します。 (比嘉 理紗子「秀風果報」2005年 本盛秀八重山民俗舞踊研究所)
[踊り手]嘉数栄子 小嶺妙子 浜元邦子
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ゆ あみぶし
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夜雨節
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[解説]
波照間島の代表的な歌です。恵みの雨による豊作を喜び、国王への年貢を無事納め、作物からこしらえた泡盛やお神酒を、村人や神に振る舞って豊年を祝う歌意に合わせて踊ります。 (「八重山歌の花綵」2000年 八重山古典民謡保存会 大底朝要研究所)
[踊り手]糸数政子 平良南美絵
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なかすじ ぶし
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仲筋ぬぬべーま節(創作舞踊) [振付]川井民枝
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[解説]
仲筋ぬぬべーま節、でんさ節の二曲で構成されます。前曲は、水運び用の素焼き甕と、御用布の素材である芋麻をえるために、それらの名産地である新城島の役人のもとへひとり娘を嫁がせた母親の、胸も張り裂けんばかりの切ない気持ちを表現します。後曲は、通事安京の作詞で、逃れられない封建的宿命を背負った母親のつらい心境を歌っています。
[踊り手]川井民枝 長嶺温子
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く だかぶし
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久高節(創作舞踊)
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[解説]
久高節と海上節の二曲で構成されます。久高島からマーラン舟に乗った漁師たちがある島へやってきます。漁師たちが寝泊りする仮小屋の周辺には、漁師をしたう若者たちが集まり戯れていたといいます。漁師たちが島の女性たちと遊び、その様子を愉快な歌にして流行させたものだが久高島の由来だといわれています。後曲の海上節は、漁を終えて帰路につく船の航海の安全を祈る歌詞です。
[踊り手]平良南美絵 長嶺温子
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く もうぶし
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小浜節
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[解説]
小浜島の豊かさをたたえ、豊穣をもたらした神への敬虔な気持ちを詠んだ歌です。黒のスディナに白のカカンを身に着け、頭に巻いた紫のいサジィを腰までたらして四つ竹を持つ、八重山舞踊独特のいでたちで踊ります。 (「八重山歌の花綵」2000年 八重山古典民謡保存会 大底朝要研究所)
[踊り手]東大浜初江 糸数政子 嘉数栄子 小嶺妙子 浜元邦子
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あぎく ん うらぶし
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揚古見ぬ浦節
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[解説]
赤またー節と揚古見ぬ浦節の二曲構成です。前曲は小浜島に伝わる二ローの神(あかまた・くろまた)の祭祀を歌い、扇子を持って踊ります。揚古見ぬ浦節では厄を払うゼイを持って踊ります。 (「執心の舞」1999年 勤王流八重山舞踊保存会)
[踊り手]川井民枝
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ふかいぬぬさらしぶし
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桴海布晒節
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[解説]
布晒節は各村々に伝承されています。桴海とは桴海村を指し、人頭税時代の15歳から50歳までに課せられた御用布税についての歌を背景に、過酷な労働で織り上げた布を清水で荒い、天日に晒す作業をへて仕上がった布を、役所へ届ける喜びを表現します。 (過去のかりゆし芸能公演のプログラムより)
[踊り手]平良南美絵 長嶺温子
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まるまぶんさん節
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[解説]
「まるまぶんさん」とは、西表島祖納(すない)の西にある前泊の浜から二百メートル先に浮かぶ、風光明媚な小島です。青い海から臨む美しい島の情景を詠んだ歌に合わせて踊ります。 (「八重山歌の花綏(はなづな)」2000年 八重山古典民謡保存会 大底朝要研究所)
[踊り手]平良南美絵 長嶺温子
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そんぱれーぶし
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下原節
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[解説]
下原は西表島祖納村の一集落です。夫婦の軽率な離縁をいましめたり、夫婦の協力こそ一家繁栄の基礎であると説いています。2005年のかりゆし芸能公演のために、会主 川井民枝が創作しました。 (過去のかりゆし芸能公演のプログラムより)
[踊り手]川井民枝
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フィナーレ
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